色とりどりのなくくり猿が鮮やかな八坂庚申堂

関西 文化 お寺 2020.04.27
京都の東山区にある金剛寺、ここは八坂庚申堂の通称で親しまれており、カラフルなくくり猿がたくさんある写真映えするスポットとしても有名です。清水寺から15分、八坂神社から10分、とちょうど二つの定番観光スポットに挟まれるような位置にあるので、東山区の周辺観光をする際には是非立ち寄ってみてください。
くくり猿に願いを!?
京都の東山区、八坂通りを八坂の塔を目印に上がってくるとちょうど夢見坂の石碑が目の前にたつ金剛寺というお寺。
このお寺はなんと千年以上も前に建てられたと言い伝えられており、仏教の中でも「見ざる、聞かざる、言わざる」が広まる元となった庚申信仰の珍しいお寺です。
  • 赤い門とすぐに目に飛び込むカラフルなくくり猿がこちらの目印!
    こちらの門の上には三猿が飾ってあり庚申信仰の片鱗が伺えます。
  • この括られているお猿さんの状態が心の平安が保たれている状態を表していると言われ、このくくり猿に願いを込めて自分の欲を一つ断ち切るとその願いが叶うと言われています。
  • 境内のあちこちをカラフルに彩る無数のお猿さんにはそれぞれに訪れた人々の願いが込められているのですね。
  • アクセスが良いので着物でお散歩しながら道中に寄って行くのも楽しいですね。
あちこちに飾られるくくり猿と所々でみる三猿
  • お寺の奥に入って行くと本堂にもたくさんのくくり猿が!
    お賽銭箱の後ろにある大きな香炉を三猿が支え、その後ろの段の上にも三猿が見えますね。
  • このお堂のくくり猿の奥に御本尊が祀られおり、手前にもまた三猿が飾られていますね。
    このくくり猿、実は一つ一つが手作りで毎日こちらのお寺で限定販売されているのです。
    これだけの数を作るのにはどれだけの年月がかかっているのでしょうか、、、

    また、このお寺では無病息災を祈願し庚申の日に猿の形にくり抜いた蒟蒻を三つ北を向いて無言で食べる蒟蒻焚きという行事もあるそうです。
    庚申の日は60日ごとにやってくる1日のことで2020年には1/8 (土)、3/18 (水)、5/17 (日)、7/16 (木)、9/14 (月)、11/13 (金)の6日が該当します。

    そんな八坂庚申堂は年中無休で9:00から17:00までオープンしてます。
Comment
POST
Related Article
  • PARTNERS