死ぬまでに1度は行ってみたい洋菓子店NO1に行ってみた

東京 文化 東京 2024.02.09
一生モノの経験
アメリカの情報サイトBuzzFeedで「死ぬまでに一度は行ってみたい世界の洋菓子店」が発表され、堂々の1位に輝いたのはなんと銀座の名店だったことを皆さんはご存じでしょうか?
もう10年前のランキングですが、世界中のお店の中から1位に選ばれるなんてすごいですよね。一体どのお店なのか気になりませんか?
実はついこの前、そのお店に行って参りましたので、少しご紹介をしましょう。
一生モノの経験
死ぬまでに行きたい洋菓子店、堂々の1位に輝いたのは銀座メゾン アンリ・シャルパンティエ
本店は兵庫県芦屋ですが、銀座にあるカフェが選ばれました。
BuzzFeedからのコメントは「アンリ・シャルパンティエのケーキは、美しすぎて食べれないと言われる程、素晴らしい芸術作品である。ただ店内を歩いて、手の込んだ作品を見るだけでも、本当に価値がある。」とのことです。
アンリ・シャルパンティエのフィナンシェとかならデパ地下で買えますが、カフェでしか食べられないメニューもあり、パフォーマンス含めて芸術であることは間違いないでしょう。
今回はクレープシュゼットを堪能してきましたが、値段はクレープシュゼットとドリンクだけで3,000円近く。ちょっと豪華に期間限定のあまおういちごをトッピングしてもらったのでプラス500円かかりました。
お値段は正直高いです。なかなか気軽に行けないです。でも一生モノの経験として行く価値は充分あります。その理由を紐解きましょう。
日常と切り離されたワンダーランド
創業者がフランスで味わったクレープシュゼットに感動し、日本でも手軽にクレープシュゼットを色んな人に食べてほしいという思いから、芦屋に誕生したアンリ・シャルパンティエ。
日本発祥のお店ですが、銀座メゾンはパリのアパルトマンみたいな外観です。
内観も装飾が凝っていて、螺旋階段で地下に降りると、本棚が。
本棚の中に隠し扉があって、その先にトイレがあるんですよ。
ネタばれになるので皆さんにはトイレの場所を公開しませんが、もし本当に迷ってしまったら店員さんが案内してくれるのでご安心ください(笑)

カフェの予約はできないため、着いたら名簿に名前を書いて、席に案内されるまで待つしかありません。この日は13時に着きましたが席に案内されるまで2時間近く経っていました。
待つのが苦手な私にとって、個人最長記録のさわやかハンバーグよりも待ちました。
このカフェは回転率が言ってしまえば悪く、ゆっくりとした時間を過ごすのに適しているため、例え何組待とうと、急かすことは御法度です。
もちろん店の外に出て銀ブラしてもいいし、店内を探検しながら美しい洋菓子たちを見ていてもいいです。
待っている間にフィナンシェを試食させてくれました。
しっとりしていてバターの香りが口いっぱいに広がり、幸せが満ち溢れます。
圧巻のパフォーマンス 青い炎
銀座メゾン アンリ・シャルパンティエはナポレオンパイも有名ですが、今回はクレープシュゼットを紹介したいと思います。
クレープシュゼットとは、薄く手焼きをしたクレープを、銅製の片手鍋に入れ、バター、オレンジ果汁、リキュールで煮込んだデザートです。
「オレンジジュースに浸ったクレープ?」
なんて表現したら罰が当たりますよ。
  • ワゴンサービスで、目の前でクレープシュゼットが作られる様は圧巻です。
  • 調理の仕上げとなるフランベは青く炎が光って、思わず見惚れてしまいます。
バターとオレンジの良い香りがして、ただデザートが丁寧に作られているだけなのに、その目の前で繰り広げられるパフォーマンスに思わず拍手したくなっちゃいます。
まさに芸術品
完成品はこんな感じ。
期間限定のあまおういちごを追加したのでより可愛くなりました。
食器のデザインも凝っていて、まさに芸術品です。
うぅ、食べるのがもったいない...
クレープシュゼットのお供に芦屋プラウドという名のブレンド紅茶をセレクト。
深みがあります。
一口ずつ惜しみながらクレープシュゼットを食べていたはずでしたが、気づいたらペロッと食べてしまいました。オレンジとあまおういちごの酸味が奏でるハーモニーに、完全に我を忘れていました。本当に甘いひと時は一瞬です。
生きているうちに、是非
死ぬまでに一度は行ってみたい世界の洋菓子店が東京にあるなんてラッキーです。
アフタヌーンティーでもないのにカフェで3,000円なんてと思うかもしれませんが、一生モノの経験が3,000円なんてむしろ安い方です。
世界中に星の数ほどあるカフェの中からNO1に選ばれたカフェに、一度魅せられてはいかがでしょうか?人生、気になったら経験してみるのが一番です。
皆さんも死ぬまでに一度は、是非。

銀座メゾン アンリ・シャルパンティエ
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-20 ヨネイビル 1F
https://www.henri-charpentier.com/shop/ginza-maison/


P.S. 悔いのない人生を!
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