「水」の絶景を探す旅 ~中国編~

中国 / 四国 エンタメ 中国 2020.03.30
自然豊かな日本には、海・沼・川・湖など「水」に関わるスポットがたくさんあります。 今回は、中国地方の5県から1か所ずつピックアップ! 思わず写真に残したくなる、「水」にまつわる絶景をご紹介します。
①浦富海岸(鳥取県)
鳥取県岩美郡にある「浦富海岸」は、“山陰の松島”と呼ばれるスポット。奇岩・岩礁の多い海岸で、国指定名勝・天然記念物にも登録されています。
海岸線に沿って整備された遊歩道を散歩したり、遊覧船に乗ったりするのもおすすめ。
潮風を感じながら、突き抜ける程の青さを体感できます。
透明度が高いため、シュノーケリングなどさまざまな体験メニューもあり。
遠浅のため、海水浴場としても人気です。

【DATA】
浦富海岸
TEL:0857-72-3481(岩美町観光協会)
住所:鳥取県岩美郡岩美町大字浦富
交通:JR鳥取駅から車で約30分、岩美駅より町営バス「田後行き」浦富海岸口下車徒歩すぐ
②石見畳ヶ浦(島根県)
国の天然記念物にも登録されている、島根県浜田市の「石見畳ヶ浦」。
およそ1600万年前の地層を見ながら歩くことができるスポットです。
貝や鯨の化石を探しながら歩くのは、ロマンがありますね。

波の浸食によってできた腰掛け状の岩やマグマの跡など、普段はなかなか見ることのできない珍しい光景が広がります。
条件がそろえば、水面が鏡のようになったリフレクションを見ることも可能です。

【DATA】
石見畳ヶ浦
TEL:0855-24-1085(浜田市観光協会)
住所:島根県浜田市国分町
交通:JR浜田駅より江津方面行きバス停「千畳苑口」下車徒歩15分、JR下府駅より徒歩25分
③虫明湾(岡山県)
平忠盛が「虫明の 迫門の曙見る折りぞ 都のことも忘られにけり」と和歌に詠んだほどの絶景を見られるのが、岡山県瀬戸内市の「虫明湾」。
虫明は牡蠣の産地としても知られており、海面には整然と牡蠣筏が並びます。
牡蠣筏と穏やかな海、そして島々の間から昇る太陽…荘厳な光景が広がります。
時間によって雰囲気が一変。
時間を忘れて浸ってしまいそうな絶景です。

【DATA】
虫明湾
住所:岡山県瀬戸内市邑久町虫明
交通:岡山ブルーライン虫明ICから約5分
④帝釈峡(広島県)
「帝釈峡」は、広島県庄原市にある壮大な峡谷。カルスト台地が帝釈川により浸食・形成されて造られた、国の天然記念物です。
天然橋「雄橋」や鍾乳洞など、自然がそのままの形で残った美しい場所です。
ハイキングコースとしても人気。
赤く目立つ神龍橋は、元は紅葉橋という名前だったそう。
散策道の歩道橋として活用されており、風が少なければ水面にリフレクションする光景を見ることができます。

【DATA】
帝釈峡
TEL:帝釈峡観光協会(0847-86-0611)
住所:広島県神石郡神石高原町
交通:参照HP
⑤別府弁天池(山口県)
「別府弁天池」は、山口県美祢市にある湧水。
湧水は摂氏14度の透明度の高い水で、日本名水百選にも選定されています。

この湧水があるのは、別府厳島神社の境内。
かつて水不足に悩んだ長者が、夢のお告げ通りに弁財天を迎えたところ水が湧いた、という伝説があります。
青さの秘密は、石灰岩で構成された特有のカルスト台地。
カルシウム分を含んだ水に太陽光があたり、青色のみ反射することでこのような色になるんだとか。

併設されている美祢市養鱒場釣り堀では、ニジマス釣りを楽しむことも可能です。

【DATA】
別府弁天池
住所:山口県美祢市秋芳町別府482
交通:中国自動車道美祢ICから約20分、JR美祢線於福駅から船鉄バスに乗り換えて堅田バス停下車徒歩8分

 
奇岩や牡蠣筏など、少し変わった絶景が多い中国地方。
ブルーが美しい、「水」の絶景を是非見に行ってみてください!
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