初心者必見!ガンプラ作成講座 組み立て編

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前回はガンプラの組み立てに必要な道具を紹介した。今回からはガンプラの組み立てを実際におこなっていこうと思う。

■まず初めに

今回から実際にガンプラを組み立てていこうと思う。
使用するキットは、前回の記事でも紹介した「1/144 ガンダムエアリアル」を使用する。
それでは、さっそくパーツを箱から取り出してみよう!
 
箱を開けると、パーツが取り付けられている「ランナー」と呼ばれるものがパッケージされている。
まずは、このパッケージを開けるところから始めよう。
「ランナー」には通常「Aランナー」「Bランナー」「Cランナー」のように英字が振ってあり、さらに「A1」「A2」「A3」のように番号がついていることもある。
開封後は、わかりやすいようにAから順番に並べておくと便利だ!
因みに、「ランナースタンド」と呼ばれる道具も売られており、
これを使うとランナーを効率よく置くことができるので、余裕があれば購入しておいても良いだろう。



ランナーをパッケージから出すと同時に、組立説明書も確認しておこう。
ガンプラ作成には、何はともあれこの説明書がなければ始まらない。
説明書には、パーツとランナーリストが掲載されているので、足りないパーツやランナーがないかチェックしておこう。

■組み立て開始

ランナーと説明書を出し終わったら、いよいよ組み立ての開始だ!
説明書をよく読み、組み立て順序通りに組み立てていこう!
 
まずは、説明書に書いてあるランナー番号を読み取り、該当するパーツをランナーから切り離そう。
この際、気を付けることが2点ある。
 
①必ずニッパーを使おう
パーツとランナーを切り離すときには、手ではなくて「ニッパー」を使おう。
「EG(エントリーグレード)」等の特別なスケールを除き、基本的にパーツとランナーは「ゲート」と呼ばれるものでつながれている。
この部分は細く脆いため、手でも容易に切り離せるのだが、手だと余計な力が加わってしまい、パーツ部分が欠けたり、抉れてしまうことが多い。
また、ハサミなどの日常的に使う道具でも同様のことが起きるので、
基本的にはプラモデル用の「ニッパー」を使って切り離すようにしよう。



②ランナーとパーツを切り離すときは「2度切り」をしよう
通常、ランナーからパーツを切り離す際は、ランナーとパーツをつなぐ「ゲート」位置にニッパーを当てて切り離すが、このゲートを切るときには少しゲートが残るように切り離そう。
最近のニッパーは切れ味が良いので、ゲートを残さずに切り離すこともできるが、
大体の場合、「ゲート跡」と呼ばれるパーツに白く変色した部分が生じてしまう。
これは、ニッパーの力でパーツに無理な力が加わることで生じる現象で、「パーツの白化」と呼ばれる。
これを防ぐためにも、ゲート部分を少しだけ(大体1㎜程)残して、切り離すのがおすすめだ。
そして、慎重にニッパーの刃を当てて、2度目のカットで残ったゲートを処理しよう。

■説明書通りに組み立てる

パーツをランナーから切り離したら、説明書通りにパーツ通しをくっ付けていこう。
最初の記事で紹介した通り、ガンプラは「スナップフィット方式」を採用しているため、
パーツ同士を「接着剤」などで接着する必要はない。
パーツについている凹凸を合わせることで、綺麗にくっ付けることができる。
もし間違えたパーツ同士をくっ付けてしまっても、慌てずにゆっくりパーツ同士を外していこう。無理に外そうとするとパーツが破損することがあるため、どうしても外れない場合は、前回紹介した「パーツオープナー」等を使用して外すようにしよう。
 
また、パーツにはかなり小さいものもあるため、切り離したらなるべく失くさないように、1か所にまとめて置いておくとよいだろう。
よく忘れがちなのがシール貼りだ。パーツの切り出しやくっ付けに夢中になっていると、説明書に記載されているシールを貼り忘れたりすることもあるので、気を付けよう。

■完成

上記の決まりを守って、説明書通りに全部のパーツを切り出してくっ付け終われば、
ガンプラの完成だ!
ガンプラが完成したら、デスクに飾って眺めるも良し、ポーズを決めて写真を撮ったりと色々と遊んでみよう!
 
初めの内は時間がかかってしまうかもしれないが、その手間暇の分だけ、完成した時の達成感を感じることができるだろう。
また、多少のミスがあったとしても気にしないことだ。初めてであれば、間違えてしまうこともあるかもしれないが、まずは完成させることを目標に、多少のミスは気にせずに進めていこう。



■最後に

いかがだっただろうか。
今回の記事では、ガンプラの基礎を紹介してみたが、
この記事を読んで、ガンプラを組み立てることができたのなら、今日から君も立派なガンプラモデラーの仲間入りだ!
今回紹介したキット以外にも、多くのガンプラが発売されているので、どんどん新しいキットに挑戦して、腕を磨いていってほしい!
 
今後は、中級~上級者向けのテクニックを紹介していこうと思う!
それでは、また次回!

PROFILE

30歳のガンプラ大好き人間です! 最近撮影ブースを購入したのでTwitterも始めました! 熱いガンプラ情報等をお届けします!

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    • 日本列島を構成する主要4島のうち、最北部に位置するのが北海道。雄大な自然と夜景の美しい大都市が共存する、日本屈指の人気観光地。道内には見どころが多数あり、行く度に新しい魅力に出会える場所です。新鮮魚介やジンギスカン、乳製品、ビールなど、グルメも必見!

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    • 北海道の南西部に位置し、小樽から約30分の距離。上質な土と水と空気に囲まれた豊かな自然環境から果樹栽培が盛んな小さな町。さくらんぼ、ぶどう、ミニトマトなどが主に栽培されている。最近では、ワイナリーの発展により、食とワインが楽しめる町として人気が上がっている。隣の余市町との共同のワインツーリズムは、ぶどう畑やワイン造りに触れ、ワイン生産者と出会い、その土地の風土や文化を感じることをできるとして注目されている。

    • 北海道の西武に位置し、札幌駅から約30分の距離。19世紀~20世紀前半にかけて、貿易港やニシン漁の拠点として港を中心に繁栄。その当時に作られた建物や倉庫が今なおそのままの姿で残っている小樽運河沿いは、北海道を代表する人気の観光スポット。漁港で栄えた小樽だからこそ、食べて欲しいのが新鮮な海産物を使用した寿司。小樽市内には100軒以上の寿司屋があり、寿司屋が並ぶ小樽寿司屋通りもある。

    • 北海道の南西部に位置し、政治と経済の中心都市。最寄り空港は新千歳空港で、東京や大阪など、国内の主要都市や海外に路線を持つ。毎年2月に大通公園で開催される「さっぽろ雪祭り」は、北海道の一大イベントとして世界的にも有名。ラーメンをはじめ、ジンギスカン、スープカレーなど札幌を代表するグルメや北海道ならではの新鮮な海鮮丼、寿司、農産物が楽しめる食の宝庫として知られる町。

    • 東北地方は、青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島の6県からなる地域。本州の北東部に位置し、昔ながらの田園風景や自然、温泉、お祭りなど「日本」の魅力が詰まっています。山海の幸に恵まれたエリアなので、四季折々のグルメを楽しむことも忘れずに。

    • 東北地方の南東北・日本海側に位置し、温泉やスキーをはじめとした冬シーズンが人気のエリア。蔵王温泉スキー場や月山スキー場は有名で、多くの外国人スキー客が訪れている。近年、注目を浴びているのが神秘的な絶景が広がる蔵王の樹氷。季節を問わず人気なのが、山寺でも知られる宝珠山立石寺、ノスタルジックな街並みの銀山温泉、蔵王・お釜など、写真映えする魅力的なスポットが多い。日本三大和牛の一つ米沢牛も味わえる。

    • 日本の東北地方の最南端に位置し、浜通り、中通り、会津地方のそれぞれの魅力を持つ3つのエリアに分かれています。会津地方は歴史・文化、冬には雪が降るエリアなのでウィンタースポーツが人気。中通りは、商業都市の郡山市や福島市を中心に交通の便などが発達した地域。浜通り地方は太平洋側に面していることから、マリンスポーツが楽しめます。喜多方ラーメン、日本酒、桃、海の幸、山の幸など食の楽しみも。

    • 東北地方の北東北・日本海側に位置する。重要無形民俗文化財が日本で一番多い県であり、男鹿半島の「なまはげ」、東北三大祭りの「竿燈まつり」など、日本の伝統文化や風習を今でも数多く見ることができる。特に「なまはげ」は、2018年に「来訪神:仮面・仮装の神々」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されたことで、海外からの注目度が上がっている。「大湯環状列石」や「滝の頭」など、神秘的な穴場スポットもおすすめです!

    • 群馬・栃木・茨城・埼玉・千葉・神奈川・東京の7都県で構成される関東地方。日本でもっとも人口密度の高いエリアで、温泉や港町、テーマパークなどそれぞれが個性的な魅力を持っています。都市エリアと自然が隣接しており、アクセスも良いため日帰り~1泊の短い旅行も人気。

    • 世界でもっとも人口が多い都市・東京。国内外から、ビジネスや観光を目的に人が集まります。華やかなイメージの一方、皇居や浅草周辺など、古くから残る伝統的なエリアも。東京は、ビジネス・グルメ・文化・ファッション……様々な面で、世界トップレベルの都市です。

    • 餃子で有名な宇都宮市が県庁所在地であり、東京から宇都宮まで約1時間というアクセスの良さ。自然あふれる観光地が多く、春の花や秋の紅葉と1年を通して楽しめます。名立たる観光名所も多く、日本を代表する世界遺産「日光東照宮」や「中禅寺湖」、大藤棚が有名な「あしかがフラワーパーク」、そして、近年、人気が上がってきているのが、皇室の御用邸でも知られる「ロイヤルリゾート那須」。自然豊かで数多くの”コト消費”ができると人気。

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    • 日本有数の観光地でもある京都は、794年から1100年もの間、日本の首都として栄え、日本の政治・文化の中心地であったことから、歴史を感じられる町として人気が絶えない。祇園の石畳み、清水寺への参道など風情ある街並み、金閣寺(鹿苑寺)や清水寺など歴史的建造物の数々、嵐山の渡月橋など、数えきれないほどの名所が残る。四季それぞれに違った顔や風情が楽しめることからリピーターが絶えない。

    • お笑いの町として知られる大阪ですが、16世紀には豊臣秀吉が天下統一を成し遂げ、大坂が日本経済の中心地となり、天下の台所と呼ばれるほどに栄えた都市である。今でも西日本を代表する都市であり、「大阪城」などの歴史的なスポットに加え、近年は梅田の「グランフロント大阪」や天王寺の「あべのハルカス」など、大都市ならではの大型施設も注目を集めている。食いだおれの町でもあり、たこ焼きやお好み焼、串カツなど、大坂ならではの食や日本を代表するテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」も楽しめる。

    • 日本を代表する観光地、古都・奈良の歴史は古く、710年の奈良時代に遡る。平城京と呼ばれる都は、シルクロードの終着点として国際色豊かな天平文化で栄え、数々の貴重な文化財が創り出された。今でも数多くの国宝建造物数が残っており、その数は日本最多である。奈良公園では、天然記念物にもなっている「奈良のシカ」に触れあえる他、桜の名所「吉野山」など、四季折々のお花が楽しめる名所もあります。

    • 中国地方は、広島・岡山・島根・鳥取・山口の5県で構成されています。戦争の爪痕の残る場所など、必ず訪れるべき場所が数多くあるのがこの地域。

    • 壮大な世界遺産から美しい大自然、美味しいグルメまで魅力がたくさんの広島県。東京からは飛行機で約1時間半、新幹線で約4時間の距離に位置します。宮島の嚴島神社と原爆ドーム、2つの世界遺産は世界的にも有名。牡蠣をはじめとした瀬戸内海の魚介類や、お好み焼き、レモンなどの広島グルメが楽しめるほか、瀬戸内海の絶景や個性豊かな島々など、自然にも恵まれている。

    • 四国地方の対岸には愛媛・香川・高知・徳島の4県で構成される四国があります。ここは、食や温泉などの魅力にあふれた地域です。

    • 瀬戸内海に面し、四国の北東部に位置する香川県。面積が全国一小さい県ながら、”うどん県”と呼ばれ讃岐うどんの本場の地として国内外から人気だ。金刀比羅宮や栗林公園ほか、直島や小豆島など瀬戸内海の島旅など多彩な楽しみが凝縮しています。一度見れば一生お金に不自由しないとの言われる銭形砂絵、ロマンチックスポットのエンジェルロード(天使の散歩道)など、独自の魅力もおもしろい。

    • 日本の南西部に位置する九州地方は、福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島の7県から構成されています。かつては中国やオランダとの交易拠点として栄え、外国の影響を受けた独特の魅力ある地域です。豊かな自然や食のほか、天然温泉なども人気のエリアです。

    • 西郷隆盛、大久保利通らをはじめ幕末から明治にかけて多くの偉人を輩出し、日本の近代化に貢献した鹿児島県。幕末の才女とも言われる篤姫もこの地に生まれた。そのため仙厳園を初め歴史ある名所が豊富な上、鹿児島の象徴である活火山「桜島」、人気温泉地「霧島温泉」「指宿温泉」、さらには世界遺産の「屋久島」や、日本版の“天国に一番近い島”と呼ばれる「奄美大島」など、観光名所に長けている。鹿児島県は九州の南端にある県だが見ごたえは十分。

    • 日本の最南端に位置し、年間を通して温暖な沖縄。琉球王朝時代や戦争、アメリカ統治など独自の歴史を持っており、今もいたるところで当時の名残を感じ取ることができます。美しい海でのマリンアクティビティや、食など、観光資源にも恵まれた魅力的な島です。

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