これが昭和レトロの味。ワンモア

東京 文化 東京 2023.10.20
これが、日本のパンケーキ。
東京の下町はロマンに溢れています。
昭和のままで時が止まったようなこのエリアで
きっと昭和のころから変わらない美味しさに出逢いませんか?
思わずワンモアしたくなるホットケーキ
乗務員目線で見る東京の「行きたい」エリアの江戸川区編
最後にちょろっと紹介した珈琲ワンモア
ここはいわゆる純喫茶です。
カフェよりも「純喫茶」が似合います。
ワンモアがあるのはJR総武線平井駅から徒歩2分ほど。
「平井ってどこだよ。」
と言われるくらい知名度がない平井ですが、
新小岩と亀戸の間に位置し、蔵前橋通りが通っています。
小松川地域で採れた野菜、小松菜はここの地名から来ているんですよ。
祖母の13回忌で平井のお寺に行った帰りにワンモアに行きました。
コロナを経てもちゃんと営業していてよかった!
久しぶりにワンモアに来たらいつもと変わらない雰囲気。
とりあえずワンモアに入店し、ホットケーキ、フレンチトースト、バナナジュースを注文しました。
パンケーキは世界中で多種多様なスタイルがあります。
日本でパンケーキを指すものはホットケーキです。
第二次世界大戦後にホットケーキミックス粉が家庭用に販売されて以来、
子どもでも簡単に家で作れるようになってから、ポピュラーになりました。
日本人の多くは必ず、ホットケーキを家で焼いたことがあるはず。
でもね、意外と綺麗に均一な厚みで丸く、きつね色に焼くのは難しいです。
ワンモアのホットケーキは完璧
お月様みたいなホットケーキが2枚積み重なっています。
なのにペロッと食べられるのは、口当たりが柔らかく、甘ったるくないからです。
銅板で丁寧に焼かれ、塩気も若干あり、メープルシロップと相性がいいです。
ここでカトラリーに注目。
ホットケーキの大きさの割に、ナイフとフォークが小さめです。
なんだかおもちゃで食べているみたいなんですよね(笑)
だけどこんな小さなナイフでも簡単に切れるのは
ホットケーキの生地がふんわりしている証拠です。
ジャパニーズなフレンチトースト
フレンチトーストのスタイルも多種多様。
ワンモアのフレンチトーストを分析してみると...
・8枚切りと思われる薄い食パンが2枚重ね
スライスレモンがど真ん中に鎮座している
しっとりしている
・卵液というより、パンの甘味が感じられる
これが好きか嫌いかは置いといて、ワンモアのフレンチトーストの味は「昔ながらの」という言葉がピッタリです。
レモンは必須ではないけれど、このフレンチトーストの焼き具合といい、卵液の染み具合はとても日本らしいです。海外の方からはどんな感想がくるのか興味深いです。
これぞ純喫茶、バナナジュース
実は...クリームソーダが得意ではなくてですね、珈琲も苦手なんですよ。
そんな私が純喫茶で頼むのはオレンジジュースかバナナジュースです。
注文したらその場で絞ってくれる新鮮なバナナジュースの上に
バニラアイスクリームが乗っかっています。
美味しいのであっという間に飲み干してしまいます。
バニラアイスクリームをホットケーキやフレンチトーストと一緒に食べるのも美味しいです~
ノスタルジックとはこのことだ
一人でお墓参りした後だからなのか
はたまた下町にいるからなのか
ノスタルジックに映るその純喫茶は昭和の時間が流れていました。
テレビもリアルタイムで放送されているものが映し出されているのに
ワンモアのドアを開くと、昭和時代にタイムスリップして、取り残されたような気がします。
ワンモアで古き良き日本に思いを馳せてみませんか?
珈琲ワンモア
〒132-0035 東京都江戸川区平井5-22-11 HANMAビル
https://www.instagram.com/onemorehiraitokyo/
P.S. 赤い彼岸花の花言葉「再会」
  また次の作品で逢えるのを楽しみにしています!
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