京大生の京都からの避難所
2023.11.10 |
観光客でいっぱいの京都。人混みから逃げるにはどこがいい?
もうすぐ日本は紅葉シーズンを迎えます。
紅葉狩りを楽しむために京都に観光客がわんさかと押し寄せてきます。
京都の産業はほとんどが観光で成り立っています。
コロナ渦で経験した辛い時期を乗り越えて、京都はインバウンド復活の兆しも見えています。
ただ、京都市民にとっては住んでいる街が混雑するのは不便。
ちなみに京都駅から京大まで行くのに使う市営バス206系統は、清水寺や三十三間堂など有名な観光名所の最寄りの停車駅に停まるので、乗車人数が多いです。
シーズンの京都駅前のバス乗り場には長蛇の列ができています。
もちろんタクシー乗り場もです。タクシーに乗れたとしても渋滞していてその分メーターがあがり、お客様としては嬉しくないニュース。
ちなみに京都駅から京都大学までタクシーに乗ると値段はバスの10倍かかります。
これを東京で例えると、東京駅から浅草まで行くのと同じくらいの値段です。
紅葉狩りを楽しむために京都に観光客がわんさかと押し寄せてきます。
京都の産業はほとんどが観光で成り立っています。
コロナ渦で経験した辛い時期を乗り越えて、京都はインバウンド復活の兆しも見えています。
ただ、京都市民にとっては住んでいる街が混雑するのは不便。
ちなみに京都駅から京大まで行くのに使う市営バス206系統は、清水寺や三十三間堂など有名な観光名所の最寄りの停車駅に停まるので、乗車人数が多いです。
シーズンの京都駅前のバス乗り場には長蛇の列ができています。
もちろんタクシー乗り場もです。タクシーに乗れたとしても渋滞していてその分メーターがあがり、お客様としては嬉しくないニュース。
ちなみに京都駅から京都大学までタクシーに乗ると値段はバスの10倍かかります。
これを東京で例えると、東京駅から浅草まで行くのと同じくらいの値段です。
京都から出たい
①ラ コリーナ近江八幡
日本一大きい湖、琵琶湖がある滋賀県に2015年にオープンした話題のスポット。
和菓子の「たねや」と洋菓子の「クラブハリエ」を手がけるたねやグループのフラッグシップ店であり、自然や建築を楽しめる施設です。
バウムクーヘン、カステラ、どら焼きなどの味のクオリティはもちろん素晴らしいものですが、何よりも景観が面白い!
和菓子の「たねや」と洋菓子の「クラブハリエ」を手がけるたねやグループのフラッグシップ店であり、自然や建築を楽しめる施設です。
バウムクーヘン、カステラ、どら焼きなどの味のクオリティはもちろん素晴らしいものですが、何よりも景観が面白い!
それもそのはず。
ラ コリーナ近江八幡の“草屋根”の設計を建築家・藤森照信が、
他にもランドスケープアーキテクトの重野国彦や
京都大学大学院・准教授の小林広英などと著名人たちが手掛けたのですから。
ちなみに滋賀県民の友達の情報によると、地元高校生のデートスポットらしいです。
ラ コリーナ近江八幡の“草屋根”の設計を建築家・藤森照信が、
他にもランドスケープアーキテクトの重野国彦や
京都大学大学院・准教授の小林広英などと著名人たちが手掛けたのですから。
ちなみに滋賀県民の友達の情報によると、地元高校生のデートスポットらしいです。
個人の感想ですが、東京よりも京都の方が体感温度は低いです。
それは盆地だからなのか、はたまた鴨川が通っているからなのか。
東京都内に住んでいるとつい忘れてしまう自然の恩恵や代償も、ここでは思い出させてくれます。
そんな京都へ貴重な水を提供している滋賀県、というか琵琶湖。
琵琶湖付近も冬はかなり寒いらしいです。
ラ コリーナ近江八幡は琵琶湖に近いせいか、風が強くて5月なのに肌寒かったです。
でも鴨川を愛する京都市民にとっては、その自然の脅威ですら愛おしいことでしょう。
京大生も琵琶湖の外来生物の駆除だったり、研究だったりと奮闘しているみたいですよ。
それは盆地だからなのか、はたまた鴨川が通っているからなのか。
東京都内に住んでいるとつい忘れてしまう自然の恩恵や代償も、ここでは思い出させてくれます。
そんな京都へ貴重な水を提供している滋賀県、というか琵琶湖。
琵琶湖付近も冬はかなり寒いらしいです。
ラ コリーナ近江八幡は琵琶湖に近いせいか、風が強くて5月なのに肌寒かったです。
でも鴨川を愛する京都市民にとっては、その自然の脅威ですら愛おしいことでしょう。
京大生も琵琶湖の外来生物の駆除だったり、研究だったりと奮闘しているみたいですよ。
②熊野古道
熊野古道とひとえに言っても様々なルートが存在します。
私自身が行った熊野古道は「伊勢路」と「中辺路」に川の熊野古道とされる熊野川です。
とはいってもちゃんと端から端までは行っておらず、断片的にしか行っていません...
熊野古道は散策コースによって所要時間が変わり、1時間程度で楽しめるものもあれば、ちゃんと廻ろうとすると数日掛かるコースだってあるそうです。
とはいってもちゃんと端から端までは行っておらず、断片的にしか行っていません...
熊野古道は散策コースによって所要時間が変わり、1時間程度で楽しめるものもあれば、ちゃんと廻ろうとすると数日掛かるコースだってあるそうです。
伊勢路₋丸山千枚田
棚田には景観学あるいは歴史、もしくは環境学など様々な学問の研究生たちが学びのために訪れることもあります。
けれど日本の棚田は後継者不足という課題を抱え、もしかしたらそんなに遠くない未来、棚田は激減するかもしれません。田んぼや畑にも同じことが言えそうですね。
日本の魅力でもあるこういった自然景観の美しさは語り継ぐのも大事ですが、何よりもその保全が一番の問題なのです。
100年後の日本はどうなっているのかな...
丸山千枚田
〒519-5405 三重県熊野市紀和町丸山318
https://www.maruyamasenmaida.jp/
けれど日本の棚田は後継者不足という課題を抱え、もしかしたらそんなに遠くない未来、棚田は激減するかもしれません。田んぼや畑にも同じことが言えそうですね。
日本の魅力でもあるこういった自然景観の美しさは語り継ぐのも大事ですが、何よりもその保全が一番の問題なのです。
100年後の日本はどうなっているのかな...
丸山千枚田
〒519-5405 三重県熊野市紀和町丸山318
https://www.maruyamasenmaida.jp/
中辺路₋熊野那智大社
中辺路にしろ熊野古道へ行くときには絶対に何か食べておくことをおすすめします。
というのも坂もあってルートも長いので結構疲れます。
何も食べていない状態で散策しようものなら、身体がふらふらのまま坂を登ることになります。
しっかりエネルギーチャージしたうえで熊野古道に挑戦しましょう。
というのも坂もあってルートも長いので結構疲れます。
何も食べていない状態で散策しようものなら、身体がふらふらのまま坂を登ることになります。
しっかりエネルギーチャージしたうえで熊野古道に挑戦しましょう。
アイコニックな熊野那智大社の中に入ることもできます。
那智の滝はマイナスイオンを感じられますよ。
総じて熊野古道で見られる自然は壮大で、関東平野で生まれ育った私にとっては驚きの連続です。
散策なんて優雅な響きですが、実際は修行のようでした。
(私の体力の問題でしょうか...?)
頑張った分、美しい自然に癒されて、全てが報われたような気がします。
今と比べて道の整備がされていなかった昔の熊野古道は、ただただ険しい山道だったことでしょう。
1000年以上の時を経てもなお人々を魅了する熊野古道、恐るべし。
熊野那智大社
〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
https://kumanonachitaisha.or.jp/
那智の滝はマイナスイオンを感じられますよ。
総じて熊野古道で見られる自然は壮大で、関東平野で生まれ育った私にとっては驚きの連続です。
散策なんて優雅な響きですが、実際は修行のようでした。
(私の体力の問題でしょうか...?)
頑張った分、美しい自然に癒されて、全てが報われたような気がします。
今と比べて道の整備がされていなかった昔の熊野古道は、ただただ険しい山道だったことでしょう。
1000年以上の時を経てもなお人々を魅了する熊野古道、恐るべし。
熊野那智大社
〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
https://kumanonachitaisha.or.jp/
熊野川₋飛雪の滝
キャンプは好きですか?
熊野古道にはいくつかキャンプ場があります。
世界遺産でキャンプできるのは富士山だけじゃないですよ。
飛雪の滝にはキャンプ場があります。
ここはキャンパーの間で人気があり、予約が少し難しいくらいです。
コテージもあるので、キャンプ初心者でも気軽に楽しめますね。
ただキャンプするだけでなく、様々なアクティビティを楽しめます。
サウナも充実していて、3種類あります。
①フィンランド式サウナ「サボッタ」
②ロシア式サウナ「モルジュ」
③ロシア式サウナ「EX-PRO」
そしてテントの中で汗をかいて目の前のダイナミックな滝壺にジャボンと飛び込むわけです。
これは整いますね~
予約必須ですが、日帰りでもサウナは利用できるみたいです。
飛雪の滝キャンプ場
〒519-5718 三重県南牟婁郡紀宝町浅里1409-1
https://hisetsu.jp/main/
熊野古道にはいくつかキャンプ場があります。
世界遺産でキャンプできるのは富士山だけじゃないですよ。
飛雪の滝にはキャンプ場があります。
ここはキャンパーの間で人気があり、予約が少し難しいくらいです。
コテージもあるので、キャンプ初心者でも気軽に楽しめますね。
ただキャンプするだけでなく、様々なアクティビティを楽しめます。
サウナも充実していて、3種類あります。
①フィンランド式サウナ「サボッタ」
②ロシア式サウナ「モルジュ」
③ロシア式サウナ「EX-PRO」
そしてテントの中で汗をかいて目の前のダイナミックな滝壺にジャボンと飛び込むわけです。
これは整いますね~
予約必須ですが、日帰りでもサウナは利用できるみたいです。
飛雪の滝キャンプ場
〒519-5718 三重県南牟婁郡紀宝町浅里1409-1
https://hisetsu.jp/main/
京都だけじゃ終われない
京都に行ったら京都市街だけで観光を終わらせるのはもったいない。
この国はもっと奥深くて、四季によって見せてくれる景色も違い、何度来ても飽きさせない。
コンパクトな地域だけれど宝箱みたいに蓋を開けてみると、色んな日本の宝物が詰まっています。
次の日本旅行であなたはどんな宝物を見つけるでしょうか?
この国はもっと奥深くて、四季によって見せてくれる景色も違い、何度来ても飽きさせない。
コンパクトな地域だけれど宝箱みたいに蓋を開けてみると、色んな日本の宝物が詰まっています。
次の日本旅行であなたはどんな宝物を見つけるでしょうか?
P.S 京大生あるある「百万遍交差点をxy軸に例えて待ち合わせ場所を伝える」
- Basic Info
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- Columnist
-
- Marina.Y
a.k.a. Taxi Driver. 好きな道路は永代通り。
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