【安曇野市】信州・あづみの:北アルプスの「とっておき」

中部 観光 3022.03.22
日本の中部、北アルプス山脈を背景に広がる町「安曇野市」は、きれいな水と自然やスピリチュアルな歴史、わさびや蕎麦などの味覚、そして美しいグリーンの特産品がある、長野県の個性的な旅行地のひとつです。
長野県安曇野市:北アルプスの自然と清水、そしてわさびの町

長野県安曇野市:北アルプスの自然と清水、そしてわさびの町

日本で「わさび」といえば、多くの人々が長野県の安曇野市を思い浮かべます。日本の中部「北アルプス」を背景に広がる安曇野市は、長野県の中央部にある「松本盆地」の北西部に位置し、山々の風景と水が美しいエリアとして有名です。
  • 特に、豊富な湧水(複流水)のおかげでわさび栽培に最適化された環境で、多くの農家がわさびを育てています。
  • 北アルプスの雪溶け水が豊富な安曇野市。その水は季節に関係なく12度~14度の水温を維持し、年間を通してわさびを栽培できます。わさびは播種から収穫まで約1年から1.5年かかるため、時間差を置いてサイクルを変えて栽培しています。

    安曇野わさびに関するストーリーはここ
安曇野の歴史とスピリッツ
  • 安曇野の地名の元になった「あづみ族」は、古代北九州を拠点に活躍していた海洋民族であったといわれており、今なお続く地元のお祭りではそれを感じることができます。安曇氏により創建されたといわれる「穂高神社」で行われる「御船祭り」は、長野県指定無形民俗文化財に指定されています。
  • この穂高神社では、人々の永遠の発展を祈り、20年に一度御本殿一殿を造り替える大遷宮と、その間二度本殿の修復・清掃を行う小遷宮のしきたりがあり、500年以上前の昔より安曇野を代表する伝統の祭典として継承されています。
    7年に一度の「小遷宮」が行われる2022年は、5月1日の寅の日、寅の刻に厳粛に本殿遷座祭「式年遷宮と穂高人形ものがたり」が斎行され、それに合わせ、4月29日~5月15日の間にはで“あづみ野のすべてが結集する”イベント「あづみ野てらす」が同時開催されます。
安曇野の味覚
大自然と清水に恵まれた安曇野では、その恩恵からなるおいしいものがたくさんあります。地元産のお米と名水で作る日本酒や、香り高い蕎麦、豊富な品種のりんご、そして料理のアクセントとして食材の味を引き立てるわさびなどが代表的な安曇野の味覚です。
自然と匠が織りなす特別な「グリーン」
  • 野生の蚕である天蚕は、1780年代から現在まで安曇野の限られた自然環境の中で地元の人々によって伝統文化として受け継がれています。天蚕糸は、通常の絹とは異なる独特の色彩と光を帯びており、生地に織ればエメラルドのような光沢を放ちます。
  • その美しい発色とともに、強度と柔軟性、伸縮性、保温性なども併せ持つ天蚕は「天然の蚕糸を限られた職人が繊細に織る」という珍しい生産方式で、一般のシルクの数倍から数十倍で販売される希少価値を生み出しています。

    安曇野の天蚕関するストーリーはここ
信州・あづみの、北アルプスの「とっておき」
  • 北アルプスの自然を凝縮した、美しい風景と歴史、味覚、そして大自然と人々が共感しながら作り上げるわさび、天蚕など美しい特産品がある安曇野市。
    「信州」とも呼ばれる長野県のエリアの中でもひときわ特別な町として、とっておきの旅行体験が待っています。季節を問わず信州の多彩なシーンを楽しみたい旅行客におすすめします。
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