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いつのまにか再び街を賑わす海外からのお客様。その好奇心にすべてお答えしたい!けど…。
ご乗車ありがとうございます。
乗務員が行きたくないエリアと、行きたいエリアを紹介してきたので
そろそろタクシー乗務員の「あるある」を。ネタ的にもう限界…(※心の声)
ということで今回は、外国から来たお客様にもよく聞かれることを5つピックアップしてみました。
念のためお伝えしますが、「こういうのは絶対に聞かないでくれ」という意味ではないです。
聞かれるとちょっと固まっちゃうくらいのこと、中でも特に外国の方々に特化した質問のことです。
①乗務員さんおすすめのごはん屋さんを教えて
これ、実は返答に困るんです…。
「え、だって東京都内ぐるぐる廻っているし詳しいでしょ?」
…いやいや、休憩で一番大事なのは、駐車できるかどうかなのです。
どんなに美味しいお店でも駐車が難しければ行けないし
高級料理店だって、タクシーを運転する方じゃなくて、乗る方が行くのであります。
乗務員の中には、ゆっくり休むのがもったいないから
「煙草吸えば何とかなる」という強者までいる業界。
深夜でも乗務しているので、夜遅くまで営業しているお店と言ったら
ラーメン屋さんくらいです。
江東区の記事でもお話したように、我々がよく行くのは
ファストフードやファミレス、コンビニです。
駐車場もあり、綺麗なトイレで、かつ安上がり。
チェーン系列のお店しか勝たん!
他を挙げるなら、お客様の目的地にある飲食店がきっと美味しい店なんでしょうね。
特にコンビニは、コロナ渦であらゆる飲食店が時短営業だったときでも
乗務員にとっての強い味方でした。
しかもコンビニ食は車内で食べやすい工夫が施されています。
たとえばホットスナックの唐揚げ。
あれを買うと爪楊枝が付いてきます。
手が汚れないように、食器(?)まで付いている優れもの。しかも唐揚げは温かい。
普段の生活では当たり前のように享受していた便利さですが
乗務中という不便な職場環境では、こういった日本の気遣いに救われます。
②日本食はどこで食べることができますか
よく聞かれます。
「お寿司はどこで食べられますか?」と。
そんなときは
「くら寿司ってご存知ですか?」と答えます(本当に、純粋に)。
なぜなら、日本の回転寿司は安くても美味しいし、寿司以外の日本食(うどん、そば、ラーメン)も食べられるのでおすすめだからです。
これもよく聞かれます。
「てりやきはどこで食べられますか?」
こちらは
「マクドナルド」と答えます(本当に本当に、純粋に)。
理由は、照り焼き専門店って、都内に存在するのだろうか?というのがひとつ。
そして、期間限定の「てりたま」は日本でしか食べられないマックの逸品だからです。
③なんで日本でタクシードライバーになったの?
「なぜUberじゃないんだ」っていう意味合いもあるのでしょう。
そして若い、しかも女性が乗務員をやっているのは、日本だけでなく
世界的に見てもまだ珍しいのでしょうね。
この質問は、もはや自分の中で回答のテンプレートができているくらい聞かれました。
まるで就職活動の面接のようです。
でも、短いご乗車時間の中で全てを話すのは難しいです。
④あなたの地元は何が有名ですか?
これは、私だから戸惑うというのもあります。
日本全国が有名な観光地というわけでもなく…
私の出身地は千葉県鎌ケ谷市。
まず、「千葉」で通じるのか…
千葉にあるディズニーランドも「東京ディズニーランド」だし。
千葉と言えば、落花生?ピーナッツ?アーニャ??(やけくそww)
そして問題は「鎌ヶ谷市」ということ。
今までは、世界一小さい大仏の「鎌ヶ谷大仏」の話をしましたが
最近は
「大谷翔平が昔在籍していた日本ハムファイターズ第2軍野球場がある。」
と言うようにしています。
出身地の話は、土地柄のネタだけでは全く盛り上がらないけど、「大谷翔平」と言うだけでテンションが激変します。
恐るべし、大谷翔平。
⑤連絡先教えて
これ、99.9%断られるので聞かない方がいいかもしれません。
実はタクシー車内の出来事はドライブレコーダーで全て記録されていて
抜き打ち検査で、営業所の職員さんがチェックしているのです。
そこで連絡先を交換して、仮にトラブルが起きたとしても、自己責任です。
個人的に仲が良くなったお客様となら嬉しいし、プライベートな時間だったら
連絡先を交換したいのはやまやまですが…….
ごめんなさい。
逆にウェルカムな質問は
逆にウェルカムな質問もあります。それは…
「東京で行った方がいいところはある?」です。
東京には見どころがたくさんあって、連れていきたいところで溢れています。
そして季節ごとに景色も変わるから、いつでも何度でも来てほしい。
大都会の街中もあれば、下町情緒溢れる街まで。
東京都内を移動しながら、是非車窓から映る東京のいろんな顔を楽しんでほしい。
そして次の目的地までワクワクしながら、是非このカオスな東京を満喫してください。
P.S
乗務員が行きたくないエリアでも、行きたいエリアでも
皆さんが遊びに来てくださるのを楽しみにしています!








