日本旅行再開で知っておきたい コロナ以降変わった日本 - 銀座編
2022.12.26 |
東京ショッピングで不動の人気を誇る銀座は、コロナとともに変化を遂げました。
果たしてどのように変化し、どのように新しくなったかを、チェックしていきましょう。
銀座、コロナ後の変化の兆しとは
東京旅行の中で一番気合のが入る時は、やはり銀座でのショッピングタイムではないかと思います。高級ブランドや路地ごとにある、おしゃれなショップやベビー服のお店。そのほか、レストランなど東京ラグジュアリーの象徴とされてきた銀座が最近コロナを経験した後、少し変わりました。
ショッピング天国「お休みの年」?
歩行者天国...しかし、週末の銀座はもの悲しい雰囲気が漂っていました。
コロナが流行する前の3~4年の間で銀座復興へと導いたのは、「爆買い」という新造語まで作り出された訪日外国人、特に中国人が一度に大量にショッピングをすることでした。しかし、過去2年余りの時間は外国人旅行客が文字通り「ゼロ」の状況。国内ショッピング客だけで厳しい状況を耐えなければなりませんでした。あるお店は休業を、またある所は倒産をしながら銀座の街はまるで、「お休みの年」を過ごすように長い眠りに落ちるようでした。しかし...
コロナが流行する前の3~4年の間で銀座復興へと導いたのは、「爆買い」という新造語まで作り出された訪日外国人、特に中国人が一度に大量にショッピングをすることでした。しかし、過去2年余りの時間は外国人旅行客が文字通り「ゼロ」の状況。国内ショッピング客だけで厳しい状況を耐えなければなりませんでした。あるお店は休業を、またある所は倒産をしながら銀座の街はまるで、「お休みの年」を過ごすように長い眠りに落ちるようでした。しかし...
変化は銀座駅からはじまっていた
長い眠りに落ちたと思われた銀座は、着々と再開の準備をしています。
リオープンの始まりといえるのが、まさに56年ぶりに行われた地下鉄銀座駅の大々的なリニューアルでした。
リオープンの始まりといえるのが、まさに56年ぶりに行われた地下鉄銀座駅の大々的なリニューアルでした。
2017年に開通90年を迎えた「銀座線」の主要駅である銀座駅は、2020年10月に大々的な工事とともにデザインもリニューアルしました。 印象的なのは、銀座駅が丸の内線や日比谷線、銀座線のターミナル駅であることを、各路線の出口ごとに路線ごとのテーマカラーで表現したところです。
銀座にある雑貨ブランドのお城
日本を代表する雑貨ブランドといえば思い浮かぶのは「ロフト(LOFT)」と「無印良品」。こちらはすでにコロナ以前に銀座にオープンしていました。しかし、当時は銀座のイメージとなかなかマッチングせず、海外旅行客はその存在を知らずにコロナを迎えることとなります。
いざ訪れてみると銀座らしさが感じられます。
また一方で特徴的なものもあれば、銀座のメインストリートから、1、2ブロックの後ろにある街のスタイルに溶け込むようなつくりのようです。シックで落ち着きのある銀座の個性をよく把握した店舗スタイルや商品構成が目立ちました。
また一方で特徴的なものもあれば、銀座のメインストリートから、1、2ブロックの後ろにある街のスタイルに溶け込むようなつくりのようです。シックで落ち着きのある銀座の個性をよく把握した店舗スタイルや商品構成が目立ちました。
完全体ユニクロで、銀座を楽しむ
銀座のメインストリートの数々の高級ブランドが軒を連ねています。銀座にはメインストリートにユニクロ(UNIQLO)店がありますが、昔から悪戦苦闘してきました。そしてコロナを迎え、その間に日本最大規模の新しいフラッグシップストアをオープンすることになります。それはメイン通りではなく、有楽町からほど近い「並木通り」にあります。
いよいよ銀座にも…
日本デフレの象徴…といえばあまりにも大げさですが、100円なら何でも買えるという「ダイソー」が銀座にオープンしました。 韓国にも江南のあちらこちらにダイソーがあり、銀座にできたことを変に思うわけではありません。むしろ、銀座は高級感のある裕福な人々だけという偏見が消え、とても肯定的な変化だと思います。
日本のダイソーのような生活用品店では、実用的なものがトレンドなのはもちろんのこと、デザインが良くなおかつ、インテリアの小物として活用しやすいアイテムが人気です。また、100円という価格内では収まらず、品質とデザインが素敵な商品を別々に発売することもありますが、ダイソーにも300円ショップの「THREEPPY」店があり、同時に銀座にオープンしました。