宮古ブルー

沖縄 文化 宮古島 2023.09.14
The last resort
  • 東京に住んでいると、タクシーの需要があるにも関わらず、心配事があります。
    東京には電車やバスが無数にあり、とても便利なのです。
    マイカーがなくても生活できてしまうほど、東京の交通インフラは充実しています。
    「タクシーよりも安い運賃で、ほぼ正確な時刻で運行される電車やバスがあるのに、
    タクシーって勝ち目あるの?」
    恐らくタクシー業界に足を踏み入れたことのある人は
    一度は考えたことがあるかもしれません。
    実際、パンデミックが起き、東京都で緊急事態宣言が発令されていた間は
    さすがに苦労しましたが、それでもタクシーは東京で間違いなく需要があります。
    けれど、多くの人はタクシーよりも電車利用数の方がはるかに上回ることでしょう。
     
    と、ここまでは東京の話。
    日本で唯一、電車が通っていない県があります。
    それが沖縄県。
    ここは完全に車社会です。
  • 宮古島の交通安全のシンボル、まもるくん
「今後注目の観光地」宮古島
  • Tripadvisor Travelers' Choice Best of the Best 2021
    宮古島が、今後注目の観光地として世界で21位にランクインしました。
    2019年にできたばかりの、みやこ下地島空港が起爆剤となり、益々観光客が増えているそうです。
    与那覇前浜ビーチは「日本人に人気の水辺ランキング 2020」ビーチ編で堂々の1位でした。
    宮古島と伊良部島を結ぶ「伊良部大橋」も人気が高いです。
    https://honichi.com/news/2021/02/19/miyakoisland/
  • そんな宮古島に、私の家族が1人移住しました。
    島への移住者は島の人口の4割ほどで、
    私が出逢った移住者は関西出身が多かったです。
    海の美しさを目の当たりにすると、その気持ちがよくわかりますね。
    本土で経験してきた苦悩から解放された叔父の顔は晴れやかで、
    日焼けしてすっかり島人(しまんちゅ)になっていました。
    元気になって本当に良かった。
宮古島に行ったら海に行くべし
  • 先日、家族で宮古島へ叔父に逢いに行きました。
    叔父は久々に逢える家族にサプライズをしてくれました。
    なんと、シュノーケリングスキューバダイビングを経験させてくれたのです。
    宮古島の海は本当に美しい。
    澄んだ青が太陽の光を反射し、宝石のようなのです。
    サラサラした白い砂浜は天国のようだし、
    海の中に潜れば、そこはリトルマーメイドの世界。
ウミガメさんに出逢えるシュノーケリング
  • 宮古島に行ったらやることはほとんど海を楽しむこと!
    こういうとき、泳げてよかったと心底思います。
    シュノーケリングをした新城(あらぐすく)ビーチではウミガメさんに出逢えます。
  • 息継ぎをしに水面に浮かぶ姿も、食事に夢中な姿も愛おしい。
  • とにかくウミガメさんが可愛くて、私はすっかりウミガメ推しになりました。
  • ちなみに父は口呼吸の習得が難しく、苦労していました。
  • (この写真、なんか海坊主みたい...)
  • 父と叔父は激しく体力を消耗してしまいましたが、見事泳ぎ切りました。
    初心者でも楽しめるのが宮古島の海のいいところ。
スキューバダイビングでFinding Nemoの世界へ
  • シュノーケリングよりも深く長い間、海に潜るスキューバダイビング。
    ワニのようにほふく前進をして海の中を進んでいくと,そこには
    ニモの世界が広がっています。
    クマノミと至近距離になって泳げるのは一生モノの体験です。
日本人がもっとも行きたいビーチ
  • 前述のように、宮古島には
    「日本人に人気の水辺ランキング 2020」ビーチ編で1位に輝いた
    与那覇前浜ビーチがあります。
    ここではバナナボートをはじめとした様々なアクティビティも楽しめます。
  • とにかく砂浜と青空と海のコントラストが息を飲むほど美しい
  • 7歳の従妹も宮古島の海のおかげですっかり水慣れしました。
  • 波も穏やかなので、あなたもきっとハル・ベリーが演じたボンドガールになれるかも。
  • 総大司教に洗礼を受ける図
  • 天気雨が降りましたが一瞬で止み、太陽が照り付けて水面を輝かせました。
    これには総大司教様も思わずハレルヤ。
My Private Miyako
  • 誰もいない夕暮れ時の静かなビーチは散歩するのに最高です。
    本土よりも1時間ほど日没の時間が遅れていて、日が長いのでなんだか得した気分です。
    潮風が心地よく、穏やかな波を見ていると正直
     
    本土に帰りたくねえ。

    と本気で思いましたね(笑)
  • 夜も星を見に海辺へ行きました。
    明かりが少ないうえに、きっと空気も澄んでいるのでしょう。
    今まで見てきた夏の星空で最も美しかったです。
    (ちなみに冬の星空なら白川郷が1番です。)
    私は死ぬ前にきっと、ここで見た星空と海の青さを思い出すことでしょう。
  • 絵画のような写真も撮れました。
  • カエルやヤドカリ、カニ、クモなど夜の散歩では色んな動物たちに遭遇しました。
    サイズが本土よりも比較的大きいですよ。
    大自然のなかで生きる動物たちはたくましいですね。
宮古島の食事は3日で飽きる?
  • これだけ宮古ブルーを賞賛してきましたが、
    宮古島での食事の評価は家族内ではいまいちでした。
  • ジーマーミ豆腐も美味しかったし、
    ここでしか食べられない料理も堪能したけれど、
    どこに行っても同じようなメニューなので家族は飽きてしまいました。
    カレーを頼めば必ずと言っていいほど豚カツが乗っているし、
    揚げ物や麺類が多めで、鮮魚が出ることはなかなかない....
    寿司が恋しくなる人も移住者の中にちらほらいるそうです。
  • 海があるのに魚よりは肉料理が多く、正直胃もたれしそうです(笑)
    個人的には、食べたかったゴーヤチャンプルがなかったことが残念です...
    どうやら台風の影響でゴーヤが沖縄本島から届かなかったようです。
  • マンゴーも天候の影響で品数が少なかったのか、完売していました(´;ω;`)
  • お隣の九州の卵もマックスバリューで売られていました。
    どうやら卵の売れ行きがあまり良くなかったことから、
    その気持ちを表現するためにしょんぼりした顔文字をつけたラベルを作ったそうです。
    いやはや、東京がいかに食べ物に充実していて恵まれているのかがわかりました。
    これが当たり前になっていると良くないですね。
どうしても映えちゃうスイーツ
  • だけれども、写真映えするのは海だけではなく食べ物もです。
    沖縄生まれのBLUE SEAL ICE CREAMのお店はバービーの世界のようでした。
  • 叔父が行きつけのこのスムージー屋さんも思わずきゅんです。
    外観がピンクで可愛いのはもちろん、
    スムージーが本当に濃厚で、今まで飲んできたスムージーの中でも別格でした。
    店員さんも明るくて、思わず通いたくなります。
  • 宮古島にスターバックスはないけれど、このカフェで十分じゃん!と
    家族に好評だったのがこちら。
    ブランコもできて、まさにパラダイス。
  • 日本にいることを忘れますね。
    (本土に帰りたくねえ。)
The Last Resort
  • 多くのことを捨てて宮古島に移住してきた彼らには一切の悔いがないだろう。
    島の時間が流れていて、何も背負うものはない。
    台湾にも近く、外国人からもますます注目されるであろうこの島に
    ひとつだけ願うのは、どうかそのままの美しい島であってほしい。
    そしていつまでも人々の心を癒していってほしい。
  • P.S. 最後に、取材ネタになるじゃん。といろいろ提案してくれた家族に感謝。
    それでは父の渾身の1枚で締めくくります。
    ショーシャンクの空に
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