東京周辺の行くべき秋旅行:栃木県の秋が楽しめる市町8選

関東 観光 2021.11.27
この栃木の8市町の中で秋が楽しめるスポットが数えられないぐらい、だから一緒に見てみよう!
なぜ秋に栃木?
東京にも秋の紅葉を楽しめるスポットは随所ありますが、ちょっと足を延ばせば、もっと雄大な関東最大の自然が織り成す秋の絶景を体験できます。新幹線で約1時間、その視野は格段に広がり、より深い歴史の足跡から異次元の竹林、昼は和紙を作り、夜は光をまとったガーデンを歩く特別な体験など、紅葉だけではなく盛りだくさんの秋を満喫できるエリア…そこは「栃木県」です。
今回はそんな、栃木県の市町の中から、マスト&レアな秋旅スポットを紹介したいと思います。
 
CITY 1. 下野市

・天平の丘公園

広々とした敷地には季節によってさまざまな表情を見せる美しい自然林と、貴重な史跡が残る公園。栃木県有数の花見スポットで、八重桜などが春遅くまで咲き、秋には紅葉が園内一帯を染めていきます。園内には「しもつけ風土記の丘資料館」や「民俗資料館」などの文化施設もあり、歴史に思いを馳せながらの散策も楽しめます。
 
紅葉散策のあとは、農家住宅をリノベーションした古民家カフェ「夜明け前」でゆったりティータイム。
広い畳のスペース、林を眺める縁側の風景、そして美味しいコーヒーと地元食材のメニューを味わいながら日本の古民家の風情を体験できます。もちろん、テイクアウトもOK。
 
園内には歴史的なスポットも点在しており、代表的なのは、天平13年(741年)に建てられた「下野国分寺跡」や、6世紀後半に建造されたものとみられる「オトカ塚古墳」や「甲塚古墳」などがあります。自然とともに歴史散策ができるのもいいですね。


・天平の丘公園
住所:〒329-0417 栃木県下野市国分寺993-1
電話:0285-32-8907 (下野市商工観光課)
交通:JR小金井駅から車で約10分
http://www.city.shimotsuke.lg.jp
 
CITY 2. 鹿沼市

・古峯神社

栃木県と言えば「日光」のお寺や神社のイメージが強いですが、その日光山を開山したと言われる「勝道上人」が修行をつみ、「日光発祥の地」とも呼ばれているのが、ここ「古峯神社」です。
開運・火防・海上安全・交通安全等にご利益があるという神社のシンボルは、御祭神の使者である「天狗」の御朱印で、全国から多くの参拝客が訪れ賑わいを見せています。
天狗の御朱印もそうですが、紅葉のスポットとしても境内庭園の「古峯園」が有名です。大芦川の清流を引き、広大な自然の地形を生かして作られた廻遊式日本庭園は、カラフルに染まった山々に囲まれ、神社の静けさと合わさった秋そのものの情景を楽しむことができます。


・古峯神社
住所:〒322-0101 栃木県鹿沼市草久3027
電話:0289-74-2111
交通:JR鹿沼駅から車で約45分
http://www.furumine-jinjya.jp/

・大芦渓谷/白井平橋

鹿沼の紅葉スポットの中でもひと際人気の高い「大芦渓谷」。上流の大滝を眺めながら、清流のほとりを散策してみよう!
特に、渓谷を跨ぐ「白井平橋」の脇には大きなもみじの木々があるので、時期が合えば、真っ赤になった橋上の紅葉トンネルを渡れる素敵な体験ができます。




・大芦渓谷/白井平橋
住所:〒322-0101 栃木県鹿沼市草久1892
電話:0289-63-2188 (鹿沼市観光交流課)
交通:JR日光線鹿沼駅からリーバス古峰原線55分
http://www.kanuma-kanko.jp/miru/hana.shtml
CITY 3. 日光市

・日光東照宮

神道(神社)と仏教(寺)が融合した独自の信仰を育くんできた「日光」は、かつて「日光山」に総称されてきましたが、明治4年(1868年)の神仏分離令で、現在は「日光二荒山神社」と「日光東照宮」の二つの神社と「日光山輪王寺」のひとつのお寺に分けて「二社一寺」と呼ぶようになりました。中でも、徳川家康の霊廟として創建された「日光東照宮」は、世界遺産である日光の社寺のシンボルであり、栃木県を代表するスポットとして有名です。

 

・日光山輪王寺

三代目将軍徳川家光の霊廟である「大猷院」の見どころは、巨木や紅葉を背景にたたずむ「権現造り」の鮮やかで美しい建築美です。
 

・神橋

二荒山神社の一部で、江戸時代に築かれた独創的な橋「日本三奇橋」の一つとして知られています。真っ赤なその橋は、紅葉に囲まれていても決して埋もれない圧倒的存在感で、周りには常に写真を撮ってる人たちがいるほど人気の「映え」スポットです。

・日光(二社一寺:東照宮/二荒山神社/神橋)
住所:〒321-1431 栃木県日光市山内
電話:0288-54-0560
交通:JR日光駅・東武日光駅より東武バス日光に乗車、「中禅寺温泉」または「湯元温泉」行きで5分「神橋」下車徒歩8分。またはバスで8分「表参道」下車徒歩約2分
https://www.tochigiji.or.jp/spot/8439/
 
CITY 4. 大田原市

・大雄寺

国から重要文化財に指定された7つの茅葺きの伽藍が印象的なお寺。境内の庭で紅葉と茅葺きが調和する季節感を楽しめる、こころ落ち着くスポットです。
庭園の情景で心を和ませた後は、坐禅体験で邪念やストレスを振り払ってみましょう。心を静かにする時間を大切にね。


・大雄寺
住所:〒324-0233 栃木県大田原市黒羽田町450
電話:0287-54-0332 (大雄寺)
交通:JR西那須野駅から関東自動車五峰の湯線で約40分「大雄寺入口」下車、徒歩5分
http://www.daiouji.or.jp/
 
CITY 5. 足利市

・足利学校

日本で一番古い学校が、ここ足利市にあります。茅葺き屋根の建物は江戸時代中期の姿に復元され、当時の学生たちが勉強していた様子を見学できます。ちょっと学生時代に戻ってみたり、美しい日本庭園を見にきませんか。




・足利学校
住所:〒326-0813 栃木県足利市昌平町2338 
電話:0284-41-2655 (史跡足利学校事務所)
交通:JR両毛線足利駅北口から徒歩約10分
http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/site/ashikagagakko/

・あしかがフラワーパーク

東京から近い数あるイルミネーションスポットの中で、そのスケールと美しさはトップクラス!フラワーパークなので、特に花々と光の調和がとてもきれいです。
特に人気のエリアは、この幻想的な「藤」をアレンジしたゾーン。神秘的な紫の光に包まれる空間は、リアルで見ないと伝わらないのがもったいないほどです。


・あしかがフラワーパーク
住所:〒329-4216 栃木県足利市迫間町607
電話:0284-91-4939
交通:JR両毛線あしかがフラワーパーク駅から徒歩約3分
http://www.ashikaga.co.jp/
CITY 6. 佐野市

・飛駒和紙会館

ラーメンで有名な佐野では、美味しい体験もできますが、和紙を作る体験もできます。
きれいな水で育てた「こうぞ」の木から、紙になるまでの工程を教わって、オリジナルの和紙を作ってみましょう。



・飛駒和紙会館
住所:〒327-0231 栃木県佐野市飛駒町2299 飛駒和紙会館(根古屋森林公園内)
電話:0283-66-2481
交通:東武線「田沼駅」から佐野市営バス利用で約45分
https://www.tochigiji.or.jp/spot/8803/
CITY 7. 宇都宮市

・大谷資料館

宇都宮市の特産品である大谷石の地下採掘場跡です。広さ2万平米、深さ30mの異空間はとても神秘的です。歩きながら大谷石に関する歴史を学ぶことができます。
坑内の平均気温は年間を通じて7度前後!一度みたら忘れられない雰囲気が魅力的であり、映画のロケ地やコンサート会場としても利用されています。




・大谷資料館
住所:〒321-0345 栃木県宇都宮市大谷町909 
電話:028-652-1232
交通:JR宇都宮線JR宇都宮駅西口から関東バス立岩行きで約30分「資料館入口」下車徒歩約5分
http://www.oya909.co.jp/

・若山農場

宇都宮にあるもうひとつの異空間スポットは、この竹林です。約100年前から竹を育てている若山農場の竹林は、育種に最適な間隔をおいて丁寧に育てている色々な種類の竹を色や音、感触なと五感で楽しむことができ、中にはめったに見ることのできないレアな品種もあるそうです。
約2カ月ですくすくと育ち、雨や雪など天気によっても雰囲気が変わるので、映画やCMなどの撮影スポットとしても人気。
秋晴れの日には、コスプレをしてインスタショットを撮ったり、竹に囲まれて本を読んだりするものいいですね。



・若山農場
住所:〒320-0075 栃木県宇都宮市宝木本町2018
電話:028-665-1417
交通:JR宇都宮駅から関東バス山王団地行きまたは石那田方面行きなどで約30分「野沢寺前」下車徒歩約10分
http://www.wakayamafarm.com
CITY 8. 壬生町

・とちぎわんぱく公園

巨大な森の精霊が迎えるインパクトあるエントランスを抜けると、広くて心地いい芝生の広場やフラワーガーデン、そして「恐竜のももちゃん」などの遊具が待っています。

・おもちゃ博物館

公園の中には、ブリキからトレインまで、古今東西の様々なおもちゃが展示されている「おもちゃ博物館」があります。
遊べるおもちゃの部屋や栃木産のおもちゃなどを見たり遊んだりできます。大人は懐かしいモノ探しで、子供たちは夢中になって遊べるファミリーで楽しめるスポットですね。



・とちぎわんぱく公園/おもちゃ博物館
住所:栃木県下都賀郡壬生町国谷2273/2300
電話:0282-86-5855/0282-86-7111
交通:東武宇都宮線おもちゃのまち駅から徒歩25分
http://www.park-tochigi.com/wanpaku/
http://www.mibutoymuseum.com/index.html

・道の駅みぶ

栃木紅葉旅の帰り路にちょっと寄り道したいスポット!栃木のお土産や地元産のフルーツ、特に「いちご」が有名な栃木で味わうべき「とちおとめソフトクリーム」を片手にぶらっと周ってみましょう。


・道の駅みぶ
住所:〒321-0211 栃木県下都賀郡壬生町国谷1870-2
電話:0282-82-3591
交通:東武宇都宮線国谷駅から徒歩約25分
https://michinoeki-mibu.jp/

 
来年の秋は栃木!
広々した公園や古民家、優雅な庭園や世界遺産、お寺でのヒーリング、幻想的なイルミネーション、特別な和紙作り体験、地下や竹林の異空間、そして家族で楽しめるスポットまで...栃木県の紅葉旅は思った以上にバラエティ豊富で見ごたえがあり、これほどたたくさんの秋の楽しみがある場所が、東京をちょっと越えたところにあることは、旅行の選択肢がぐっと広がる素敵な発見だと思いました。
今度は、栃木県の冬旅の魅力もお伝えしたいと思います。ご期待くださいね!
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